家屋密集地での鉄塔一部撤去工事：愛知県豊川市

2015年1月21日

地域：愛知県豊川市

愛知県豊川市でアマチュア無線のアンテナタワーの一部撤去工事を行いました。

タワーの種類はクリエートのKT22SRで上部2段のみ撤去の依頼です。

今までマストに設置してあったGPアンテナは短くなったタワーの最上部に移設します。

工事の内容的にはいつもやっていることと同様なのですが、今回のタワーは鉄塔基部が四方とも建物に囲まれており作業スペースがほとんどありません。

さらに、鉄塔の途中には2箇所ステーが張り出していて、地デジや衛生パラボラなどのアンテナ類が多数設置してあります。

上部2段をユニットのまま降ろした場合には設置物に接触してしまいますし、地上でも受け取るスペースがありません。

そこで今回は手間はかかりますブレスや支柱などの各部材を1個ずつボルトを外して解体することにしました。

初めに最上部のGPアンテナを外してタワーの途中に仮固定します。

その後マスト、ローテータから順番に解体して行きます。

タワー上部2段分はボルトを1本1本外しながらの解体です。
直下には家屋の屋根やソーラーパネルがあるため、ワッシャー1枚も落とさないように慎重に作業を進めます。

最後に短くなったタワーの最上部にGPアンテナを設置し、あまった同軸ケーブルをループにしてタワーに個体して完了しました。

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